4月9日から放送が始まった石原さとみ主演の連続ドラマ「Destiny」(テレビ朝日系)は「Dr.コトー診療所」(フジテレビ系)シリーズなどを手掛けた脚本家・吉田紀子さんのオリジナル脚本によるサスペンス・ラブストーリーです。
主演の石原さとみは横浜地検検事の西村奏役を演じていて、相手役には亀梨和也、友人に田中みな実、宮澤エマ、矢本悠馬らが出演します。第1回目放送から「年齢的に無理がある設定」とSNSがざわついていますが、どう無理があるのかなどを含めた考察と感想をまとめます。
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ドラマ”Destiny”ディステニーの登場人物相関図
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ドラマ”Destiny”ディステニーの無理がある設定
始まったばかりのドラマ”Destiny”ですが早くも「ん?」という声が多く上がっています。
まずは30代の、中でも亀梨和也さんは37歳と、アラフォー世代まっしぐらの俳優陣がキャンパスライフを謳歌する姿、言葉の言い回し、表情、身体のライン、さまざまな角度から見て無理があるとしか感じられませんでした。
脚本の設定で学生時代が必要なことはわかりますが、5人が厳し局面を乗り切れたかというと「うーん」と言わざるを得ませんでした。いかにも若者を演じています、と言ったようなもっともな身振り手振りや、ハイテンションさが悪目立ちしていました。
カオリが知美に「言ったじゃん、ずっと友達でいようねって」と詰め寄るシーンなどの、今どき小学生でも言わないようなベタなセリフにも逆に驚かされました。
また、時代考証にも気になる点がありましたが、皆さんはお気づきになられたでしょうか?設定された学生時代にはまだサービスがなかったLINEを使って連絡を取り合うシーンにも違和感を感じました。
新しいドラマが始まると、視聴者の中で考察班が組まれさまざまな考察をしてドラマを楽しみます。この新ドラマ”Destiny”ディステニーも考察班を楽しませてくれそうですね。
ドラマ”Destiny”ディステニーのあらすじと感想&考察
第1話 許されない初恋 あらすじ・感想・考察
14年前―――
信州大学法学部2年の時、西村奏は真樹、知美、祐希、カオリという友人ができ親しくつき合うようになりました。
「東京地検」特捜部の検事だった父親の英介が汚職事件に巻き込まれて死亡した中学3年の頃から、息をひそめる様に生きてきた奏にとって、心から笑い合える仲間ができたのでした。
なんか、青春って感じ🫧🫧
— 「Destiny」火曜よる9時【テレビ朝日公式】 (@Destiny_tvasahi) March 26, 2024
いつの間にか
放送まであと2⃣週間!
第1話のあらすじ公開中https://t.co/TEEuCKJOhd#石原さとみ#亀梨和也#宮澤エマ#田中みな実#矢本悠馬#Destiny #4月9日スタート #火曜よる9時 #サスペンスラブストーリー pic.twitter.com/pyRUs2q23A
「私たち、友だちでいようね。永遠に」というカオリ。
亀梨君38歳、石原さん、田中さんは37歳、宮澤さん35歳、最年少の矢本君33歳…。この5人の年齢で大学生時代を演じるのはさすがに無理やり過ぎませんか?田中さんのハイテンションぶりにはドン引き。
その内に、これまで孤独に生きてきた奏と父親・浩一郎との折り合いが悪い真樹は次第に惹かれ合い、仲間には内緒で付き合うようになります。カオリが真樹の事を気になっていることに気付きながらも、真樹との初めての恋に溺れていく奏。
2年後―――
大学4年になった年、5人はそれぞれの道を歩むことになり、東京のロースクールを目指すという奏。一方、何も考えていないという真樹、就活が上手くいかずイライラするカオリ、そして資料の中から見つけてはいけなものを見つけてしまった知美…。
知美はその事をカオリに話します。「2人が付き合ってるのはまずいから、教えるべき」というカオリに対して知美は「そこまで踏み込む権利はない、私を巻き込まないで」という知美。
知美さん、そんなことを言うのならカオリになぜ話したの?しかも前置きで「カオリに話しちゃったのはよくなかったと思うけど」って言ってますね。話すとカオリが動揺する事を承知で話したとしか思えません。知美さんって案外危ない存在なのかも…。
2人が付き合っていることが気に入らないこともあって、2人のためには、言った方がいいと言い張るカオリ。それは恐らく奏と真樹の出自に関する何らかの事実であることは予想されます。知美に馬鹿にされたカオリは怒りに任せて真樹を呼び出し、無理やり車に乗せて連れまわします。
カオリは事故を起こし死亡、真樹はかろうじて一命をとりとめました。その後、奏の前から姿を消す真樹…。
12年後―――
横浜地検中央支部の検事になった奏には医者の彼、貴志がいました。その貴志が勤務する病院に救急搬送されてきたのは12年前奏の前から姿を消した真樹でした。
【感想と考察】
5人の大学生のお芝居が無理やり過ぎる部分が見え隠れしていましたし、それなりの歳にしか見えなくてかなり違和感でした。かと言って、このシーンを若い俳優さんたちが演じるというのもまたおかしなことになりそうです。
知美は卒論のための調べものをしていていて、奏の父親の事件の資料を見つけたようですが、おそらく母親に関して書かれた資料を見て何らかの事実に気が付いた模様。しかし、そんな個人情報がバレるような資料が見れるのもおかしな設定ですね。
しかし、それが奏と真樹が付き合わない方がいい、ということになるのであればどんな事実かというとズバリ!2人は兄妹だということしか考えらませんがあまりにもべたな設定になりますので、そうであってほしくない、と希望します。
田中みな実さん 相変わらずお芝居がのっぺりしています。
ドラマ”Destiny”ディステニーの無理がある設定/考察と感想のまとめ
石原さとみさん主演のドラマ”Destiny”ディステニーについての考察と感想をまとめました。
いきなり田中みな実さんが演じるカオリが死んでしまいますが、事故なのか事件なのか?奏と真樹の関係は本当に兄妹なのか?奏の父親の死の真相は?様々な疑問の発端となった第1話でした。
第2話で奏と真樹は再会する模様!