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Netflixオリジナルシリーズ「イクサガミ」主演は岡田准一、本作のプロデューサー&アクションプランナーも務めています。直木賞作家・今村翔吾による原作「イクサガミ」がどう実写化されたのか、気になるところです。
この記事では「イクサガミ」の原作、キャスト、あらすじ、考察をまとめてその面白さをご紹介します!
原作
原作は、第166回直木賞をはじめ数々の賞を受賞してきた時代小説家・今村翔吾が、武士の時代の終焉を迎えた明治を舞台に描き、”最高のエンタメ時代小説”とも各界から称される同名小説『イクサガミ』シリーズです。
武士という生き方が時代から不要とされた後の、彼らの「終焉の美学」が描かれており、単なるアクション・サバイバル物語ではなく、生きる意味、守るべきもの、そして武士としての誇りを問いかける、深遠なテーマが根底にあります。
面白さを追求した王道時代小説で、読みやすさとエンターテイメント性から読者には若い世代も多く存在します。今村氏は山田風太郎を意識したとインタビューで答えており、最古剣術『京八流』の奥義が登場したり、派手なアクションシーンがあるなど、躍動感があるストーリー展開が特徴的です。

📌山田風太郎
『南総里見八犬伝』や『水滸伝』をはじめとした古典伝奇文学に造詣が深く、それらを咀嚼・再構成して独自の視点を加えた伝奇小説、推理小説、時代小説の3分野で名を馳せた小説家。
奇想天外なアイデアを用いた『魔界転生』や忍法帖シリーズに代表される大衆小説で知られている。
キャスト
参加者
「人斬り刻舟」の異名を持つ・嵯峨愁二郎――岡田准一(初のプロデューサーとしても本作に臨む)
嵯峨愁二郎の妻・志乃――吉岡里帆
香月双葉(最弱の参加者)――藤﨑ゆみあ
愁二郎の義妹・衣笠彩八――清原果耶
元伊賀忍者・柘植響陣――東出昌大
アイヌの弓使い・カムイコチャ――染谷将太
愁二郎の義弟・化野四蔵――早乙女太一
「公家の守護神」と呼ばたちのれる太刀遣い・菊臣右京――玉木宏
「乱斬り無骨」貫地谷無骨――伊藤英明
岡部幻刀斎―――阿部寛
立花雷蔵(たちばな らいぞう)一ノ瀬ワタル
元伊賀忍者・柘植響陣(東出昌大)がどんな役回りなのか、今のところ不明。訳ありな伏線が引かれています。嵯峨愁二郎たちの味方のようでもありますが、含むところあり!です。
主催者側
日本の警察組織のトップ・川路 利良―――濱田岳
京都府警警察潜入捜査官・安藤神兵衛――山田孝之
蠱毒(こどく)の監視役で処刑人・櫻――淵上泰史
蠱毒の進行役・槐(エンジュ)――二宮和也

京都府警警察潜入捜査官・安藤神兵衛役の山田孝之さん、一瞬で消えていきましたが、なんだったのでしょう? ああ、勿体ない…。
それにしても濱田岳さん。そっち側の人だったのですね。
閣僚
大久保利通(おおくぼ としみち)内閣総理大臣――井浦新
前島密(まえじま ひそか)大久保の左腕――田中哲司
永瀬心平(ながせ しんぺい)大久保の秘書――中島歩
【実在した人物】
・大久保利通――井浦新
・大久保の右腕・前島密――田中哲史
・「警察の父」と呼ばれる人物で
日本の近代警察制度の確立に寄与した川路利良――濱田岳
あらすじ
原作によるあらすじ
明治時代の日本が舞台。大金を得る機会を与えるとの怪文書により、明治11年2月に腕に覚えがある292人が深夜の京都・天龍寺に集まった。
始まったのは、七つの掟が課せられた蠱毒(こどく)と言う名の奇妙な「遊び」。点数を集めながら、東海道を辿って東京を目指せという。参加者には木札が配られ、1枚につき1点を意味する。点数を稼ぐ手段は、ただ一つ。
大金を必要としていた剣客・嵯峨愁二郎は、十二歳の少女・双葉と共に道を進んでいくが、強敵が次々現れる。金か、命か、誇りか。滅びゆく侍たちの死闘が始まる
蠱毒のルール
📌賞金10万円
📌ルール
- 1人1点の木札が配られ、それを奪い合う
- 参加者は京都から東京を目指して移動する
- 道中7ヶ所のチェックポイントを通過すること
- それぞれのチェックポイントは、必要な点数がないと通過できない
- 「蠱毒(こどく)」について他言してはならない
- 1ヶ月以内に東京にたどり着かなければならない
- 途中で逃げたり、首から下げた木札を外したら失格
ルールを破れば相応の処罰を受ける、また、逃亡者は始末される
感想と考察
贅沢すぎるキャスティング
驚くほど豪華なキャストに痺れました。中でも、「疾風の安神」の異名を持つ4課の警官役の山田孝之が登場とともに一瞬で首を切り落とされ退場…、なんとも贅沢な使い方にビックリ。もっと絡みが見たかったのに。
また、扮装でわからなかったのだけど、阿部寛もいる!!!そしてなんと、ラストシーンには横浜流星までもが登場する。 贅沢すぎやしませんか?
二宮和也が悪役側と言うのも見どころですね。
蠱毒の主催者達が集うシーンで1つだけ空いた席があって、そこに座るのがニノかと思っていました。どうせやるならトップオブヒールがふさわしいと思っていましたが
まさかの人物が座ることになって、更にビックリ!で、面白い!
さすがのアクションシーン
岡田准一がアクションプランも手掛けたということで、アクションシーンは見ごたえがあります。特に、第4話・居酒屋での乱闘アクションシーンは秀逸です。
長回しで撮られているのだけど、カメラワークどうなっているの?どこからどうやって撮っているのか斬新でスピード感にあふれています。演者らの連携とれた緻密な動きも相まって、すごいシーンになっています。
また、5話の冒頭部分の岡田准一と淵上泰史の戦いのシーンもすごかった!目が離せませんでした。ただ、1つ気になったのはあらゆるところに鎖鎌や槍などの武器が置いてあったこと。
スピードが凄すぎて、見過ごしてしまうところかもしれないけど、不自然だったのがちょっと残念です。でも、Xで岡田准一が「クレイジー」とつぶやいていましたが、まさにその通り。
ど派手でクレイジーな作品です。
続編情報
全6話ですが、5話辺りでこれは完結しない感じの進み具合だな、と覚悟していましたが案の定でした。蠱毒の参加者たちは淘汰されていき、強いもの、運がいいもの、策略家などが生き残り江戸を目指します。
第6話は大久保利通(井浦新)の暗殺、柘植響陣(東出昌大)と幻刀斎(阿部寛)の謎の繋がり、さらにラスト30秒足らずで謎の剣士・刀弥(横浜流星)が登場、と多くの伏線を残して終了しました。
そして12月19日、シーズン2の制作決定がポストされました!!!

ここちょっと引っかかるのですが、シーズン2の終わりに横浜流星さんと登場させておいて、この時点ではまだシーズン2が制作される決定はなかったのですよね?
「配信後の反響を見てから決定する」と言うのであれば横浜流星さんを出したのは「釣り」のような気がしてなりません。もし反響が悪かったら制作はされないでしょうから、視聴者の期待はおいてけぼりになる訳です。
ネットフリックスオリジナルコンテンツの最近はこんな演出方法が目立つ気がします。「サンクチュアリ」然り、「匿名の恋人たち」然りです。
「匿名の恋人たち」はラストに坂口健太郎とソン・ジュンギを登場させています。続編を期待させる演出でかなりの匂わせですが、反響がいまいちだったら「ただのカメオ出演でした」で終わらせることも出来ます。これも「釣り」のような気がしてなりません。
「イクサガミ」ほどのが爆発的な視聴率がなかったのか、続編情報はまだ出ていませんね。

📍ネットフリックスに物申す―――
世界的な大ヒットを記録しているNetflixドラマ『イクサガミ』。世界86カ国で週間トップ10に入る快挙を達成し、続編・第二章の制作が決定した、ということなのですが、ちょっと待って!
シーズン2の終わりに横浜流星さんと登場させておいて、「続編には横浜流星さん出るんだ!!!」となりますが、この時点ではまだシーズン2が制作される決定はなかったのですよね?
「配信後の反響を見てから決定する」と言うのであれば横浜流星さんを出したのは「釣り」のような気がしてなりません。もし反響が悪かったら制作はされないでしょうから、「え?なぜ横浜流星出した?なんだったのか?」と、視聴者の期待はおいてけぼりになる訳です。
ネットフリックスオリジナルコンテンツの最近はこんな演出方法が目立つ気がします。「サンクチュアリ」然り、「匿名の恋人たち」然りです。
「匿名の恋人たち」はラストに坂口健太郎とソン・ジュンギを登場させています。続編を期待させる演出でかなりの匂わせですが、反響がいまいちだったら「ただのカメオ出演でした」で終わらせることも出来ます。これも「釣り」のような気がしてなりません。
「イクサガミ」ほどのが爆発的な視聴率がなかったのか、続編情報はまだ出ていませんね。
人・神編
第二章以降がどんなストーリーになるのか、原作から読み解いてみました。

原作にはあと「人」「神」の2つがありますが、第1章で「天」「地」を一緒にまとめているので、第2章では「人」「神」をまとめた脚本になると予想されます。
💡「人編」
前巻『地』までで参加者は23人にまで減少し、物語は島田宿を舞台に強者たちの激しい戦いが繰り広げられます。
人外の強さを誇る剣士たちが一堂に会し、特に「台湾の伝説」と呼ばれる強敵の登場により乱戦が加速。血塗れの死闘が続き、主人公・嵯峨愁二郎と少女・香月双葉らは、数多の怪物級の敵を倒しながら横浜を経て、ついに東京に到着します。
ここから「蠱毒」の本当の終盤戦へ移行し、生き残った化物たちと双葉の運命が交錯。愁二郎の過去や因縁も深く掘り下げられ、強さの本質や侍の矜持が問われる展開となります。残酷な戦いの果てに、物語は最終巻『神』での決着へつながります。
💡「神編」
前巻『人』で東京に到着した生き残り9人(八人の怪物級の剣士たちと少女・香月双葉)による最終決戦が開幕。東京の都心は瞬く間に血と慟哭に染まる地獄絵図と化します。
双葉は京八流の宿敵である岡部幻刀斎と遭遇し、絶体絶命の危機に陥ります。一方、主人公・嵯峨愁二郎は当代最強と謳われる剣士と対峙。京八流の因縁、個々の侍たちの矜持と過去が交錯する中、賞金10万円を賭けた苛烈な死闘が繰り広げられます。
まとめ
それにしても、伊藤英明、阿部寛と、主役級の俳優たちが投入され、更に周りには山田孝之、染谷将太、二宮和也ら名だたる俳優たちがいる中で主人公としての圧倒的な存在感を放つ岡田准一が見事すぎますよね!
『イクサガミ』シーズン2の配信時期を予想してみました。
Netflixシリーズ『イクサガミ』のシーズン1は2025年11月13日に配信開始され、世界88カ国でTOP10入りするなど大ヒットを記録。そして、2025年12月19日にシーズン2の制作が正式決定しました!
岡田准一さんをはじめキャスト・スタッフからも喜びと意気込みのコメントが続々到着しています。ただ、現時点ではシーズン2の具体的な配信日は未発表です。そこで、Netflixの過去の日本オリジナル大作ドラマの傾向から予想してみましょう。
- 『今際の国のアリス』:シーズン1(2020年12月)→ シーズン2(2022年12月) 約2年後
- 『全裸監督』:シーズン1(2019年8月)→ シーズン2(2021年6月) 約1年10ヶ月後
これらの例から、約2年インターバルが一般的。特に『イクサガミ』は大規模な時代劇アクションで、殺陣の準備やロケ、VFXなどが膨大に必要なので、制作期間は長めになる可能性が高いです。シーズン1が2025年11月配信なので、私の予想は
- 2027年秋〜冬頃(11月〜12月) が最有力!
- 早ければ2027年夏、遅くても2028年頭くらいまでには届くんじゃないかと期待しています。
シーズン1が「第一章完」で終わったように、シーズン2は原作の『人』『神』編を基に、さらにスケールアップした死闘が描かれるはず。
岡田准一さんが「よりエネルギッシュな活劇を目指して」とコメントしている通り、アクションも人間ドラマもパワーアップしそうで楽しみすぎます!公式発表を待ちつつ、シーズン1をもう一度復習したり、原作小説を読み進めておくのがおすすめですよ。続報が入ればまた盛り上がりそうですね!


