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ファンタスティックビースト3「ダンブルドアの秘密」に登場する魔法生物・麒麟(きりん)が「十二国記」の麒麟と非常に似ていてパクリではないか?と「十二国記」ファンの間でざわついた件について件を中心に、続編はあるのか?などを深堀してまとめました。
ダンブルドアの秘密の麒麟
麒麟はパクリ?
原作者のJKローリングがファンタビに麒麟を登場させ、指導者を選ばせて、更にひざまずかせた事は「十二国記」ファンからしたら、パクっている、小説の描写を実在の伝承と誤認している!や、JKローリングからのオマージュなのか?とざわつきました。

私自身「十二国記」の大ファンなので、あのシーンを見た時にすぐわかりました。「麒麟が指導者を選び、その者の前で足を折って頭を下げる」という演出。
JKローリング、パクったな、とモヤモヤしました。
しかも、一度選んだダンブルドアに断られるとヴィセンシア・サントスを選び直したんです。
「十二国記」の麒麟はそんな軽々しいことはしません。一度王として見出すと、選び直すことはできません、王にしか頭を下げられないようになっているのです。
100歩下がって「リスペクト」であるならば麒麟の本質までパクってほしかった。


伝承としての麒麟
麒麟を登場させたのは、ただ単に「鳳凰」と同じように、瑞獣(ずいじゅう――動物たちの長)である古代中国の霊獣の内の2つである「鳳凰」と「麒麟」を「伝承」として拝借したのでしょうか?
「麒麟が王を見出す」と言う記述は中国神話の中にはありません。麒麟は争いを好まないので乱世には姿を見せず「聖人が治める世に現れる」と言う風に平和の象徴とされています。
後に政治を行うものが麒麟の出現を「世の中が平和である」と自らの政治を正当化するために利用した、とありますが「王を選ぶ」と書かれた物はないのです。
孔子は四書の一つ「春秋」の最後の記事には、山狩りの際に捕らえられ殺された獣を誰もが麒麟だと知らなかったことに衝撃を受けたという事は書かれていますが、それ以上に麒麟のついての記述はないのだとか。
「十二国記」の原作者・小野不由美がリスペクとしているロバート・ゼラズニイの真世界アンバーシリーズには、ユニコーンが王を選ぶという設定があり、そこからヒントを得られたのかもしれませんが「麒麟が王を見出す」と言うのは小野不由美さんのオリジナル設定と言えます。
十二国記を知らないファンタジー好きさんはぜひ!
💡十二国記・小野不由美
登場人物相関図
ファンタスティック・ビーストシリーズ3部作に登場する主要人物・相関図とキャスト一覧をご紹介します。複雑な人間関係や、ポイントを知りたい方におススメ!

これまでの3作に登場した主要キャストを全員まとめて登場させてみました。
ゲラート・グリンデルバルドは1作目の「魔法使いの旅」ではパーシバル・グレイプス長官として登場し、また1作2作を通じて本来の姿はジョニー・デップ、3作目ではマッツ・ミケルセンが演じました。
また、3作目の「ダンブルドアの秘密」で登場した、若い頃のアルバス・ダンブルドア、ゲラート・グリンデルバルド、ニュート・スキャマンダ―を演じたキャストも横に添えてみました。
日本語吹き替えの声優さんの名前も分かる範囲で記載させて頂いています。
チーム”ニート”
ニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン)
1897年2月24日生まれ
「ファンタスティック・ビースト」シリーズの主人公
イギリスの魔法生物学者であり魔法使い。
ホグワーツ魔法魔術学校出身で恩師はアルバス・ダンブルドア
「幻の動物とその生息地」の著者、魔法生物学への貢献で、1979年に勲二等マーリン勲章を受勲。妻はポーンペティナでロルフと言う孫がいる。
『ハリー・ポッターと死の秘宝』の後、ルーナ・ラブグッドと結婚。
演:ヨシュア(ジョシュア)・シア
ニュート・スキャマンダ―のホグワーツ時代を演じる
ポーペンティナ・エスター・ゴールドスタイン(キャサリン・ウォーターストン)
1901年8月19日生まれ
アメリカ合衆国魔法議会(MACUSA)勤務の魔女・半純血
後にアメリカ魔法省の闇祓い局局長に昇進。
妹も魔法使いでクイニー・ゴールドスタイン
ニュート・スキャマンダーの妻となる(2017年まで存命)
ジェイコブ・コワルスキー(ダン・フォグラー)
ノー・マジ(非魔法族。イギリスのマグルに相当)の男性でパン屋を経営する夢を持つ。ニュートのトランクと自分のトランクを間違えて持ち帰った事から、ノーマジでありながら魔法世界に巻き込まれてしまう。
クイニー・ゴールドスタインが恋人。
クイニー・ゴールドスタイン(アリソン・スドル)
1903年1月6日生まれ、半純血の魔女でティナ・ゴールドスタインの妹
MACUSA魔法の杖認可局職員として働く。開心術を持ち人の心が読める
姉のティナが連れてきたニュートとジェイコブに食事を出し、その時からジェイコブに惹かれ、最初はジェイコブに魔法をかけて惚れさせるが、本当に相思相愛になる。2作目の『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』では自分の居場所に疑問を持ち、ジェイコブとの恋にも悩み絶望し、闇落ちする。
テセウス・スキャマンダ―(カラム・ターナー)
ニュートン・スキャマンダーの兄、イギリス魔法省の闇祓い局局長。
品性は模範的で、非常に慎重かつ冷静な判断を行うことが出来る。
想定外の事が起きると熱くなりすぎる傾向があり、人間らしい一面も持ち合わせている。リタ・レストレンジの婚約者。家族愛強めで、ニュートには手を焼かされつつも世話を進んで焼きハグが大好き。
バンティ・ブロードエーカー(ヴィクトリア・イェイツ)
『黒い魔法使いの誕生』から登場、ニュートの自宅で飼われている魔法動物たちの世話をしている。
チーム”アルバス”
チーム「アルバス」にはダンブルドア家の血縁者と友人の二人「ニコラス・フラメル」と「ミネルバ・マクゴナガル」を入れています。
アルバス・ダンブルドア(ジュード・ロウ)
ホグワーツ魔法魔術学校で闇の魔術に対する防衛術の教師、ゲラート・グリンデルバルドとは青年時代を共に過ごした元親友であり、元恋人。「血の誓い」を結んでいる為、闘う事は出来きない。3作目の「ダンブルドアの秘密」で教え子であるニュートにグリンデルバルド打倒を依頼する。
若い頃、アルバスとグリンデルバルドが恋人同士だったことにびっくり!!!
多様性の時代を考慮して無理やり入れこんだ設定だったのかも?
アルバス・ダンブルドアの青年期(トビー・レグボ)
ホグワーツ時代を演じた。
『ハリー・ポッターと死の秘宝PART1』(2010)にも出演
アバーフォース・ダンブルドア(リチャード・コイル)
アルバスの弟でアリアナの兄、ホグワーツ魔法魔術学校に在籍していた。
ホグズミード村でパブ「ホッグス・ヘッド」の経営者で、クリーデンス・ベアボーンの父親。「ダンブルドアの秘密」では息子クリーデンスを救うため、グリンデルバルドと闘う
若い頃のアバーフォースってちょっととんがってる風だったのですね!
コバート・アフェアーではアニーの恋人役として活躍しました。カッコよかったー!!!
アリアナ・ダンブルドア(ヒービー・ベアードサル)
アルバスとアバーフォースの妹 マグルの少年たちに暴行を受けたことから精神的に不安定になる。オブスキュラス(暴力や苦痛に満ちた怒りなどから出現し体内から放出される)をまとう。
クリーデンス・ベアボーン(アウレリウス・ダンブルドア)
メアリー・ルー・ベアボーンの2番目の養子、闇の力「オブスキュラス」を体内に秘めているオブスキュリアル。グリンデルバルドに従う。正体はダンブルドア一族の一人「アウレリウス・ダンブルドア」
演:エズラ・ミラー
チーム”グリンデルバルト”
チーム「グリンデルバルド」のメンバーは歴代グリンデルバルド、腹心の部下、信奉者です。ナギニはクリーデンスの友人ですがあえてここに入れました。
パーシバル・グレイブス(コリン・ファレル)
MACUSA所属の闇祓いで、魔法保安局長官。正体はゲラート・グリンデルバルド(ジョニー・デップ)が変身した姿。ニュート・スキャマンダーによって解除される。
ゲラート・グリンデルバルド(第1・2作)
逆立ったプラチナブロンドにオッドアイという印象的な風貌
”より大きな善のために”…非魔法族の存在は肯定しつつ、非魔法族が引き起こす戦乱の恐怖を煽り、「魔法族の正統な権利の拡大」を訴える。
演:ジョニー・デップ
ジョニーデップは大好きな俳優さんですが、ファンタビに関して言えばファンタビのクラシックな雰囲気に合っていないような印象を受けました。
なので『ダンブルドアの秘密』では交代になって、見慣れた分にはショックでしたがよかったのかなとも思いました。
ゲラート・グリンデルバルド(第3作)
若き日のアルバス・ダンブルドアと友情を育み(血の誓い)マグルを支配する大いなる善による階級世界を創るための魔法界革命を計画。
演:マッツ・ミケルセン
正直な感想を言いますと、ダンブルドアの恋人だったという設定を見ても、マッツ・ミケルセンはぴったりだったなと思います。何とも言えない魅力があって、ダンブルドアが魅かれるのも無理ないかな。
ナギニ
ヘビに変身する能力を持つ人間のマレディクタス(血の呪いによって永久に動物の姿になる)のちに蛇となり、ヴォルデモートのペットにして分霊箱の器になる。
クラウディア・キム (キム・スヒョン)
ハリーポッターシリーズではヴォルデモートの分身になっていましたが
ナギニが女性だったことを知って驚きました!
魔法省
リタ・レストレンジ
レストレンジ家に生まれた純血の魔女
ニュートの兄テセウス・スキャマンダーの婚約者。英国魔法省の魔法法執行部部長の補佐という役職。
演:ゾーイ・クラヴィッツ
ユカフ・カーマ
セネガルの純血一族の最後の男子でリタ・ストレンジとは異父兄妹で。
グリンデルバルドに殺されたリタの仇討ちのためにダンブルドアのチームに参加
演:ウィリアム・ナディラム
ユーラリー・“ラリー”・ヒックス
イルヴァーモーニー魔法魔術学校の女性教師ジェイコブ・コワルスキーをダンブルドアのチームへの勧誘する。
演:ジェシカ・ウィリアムズ
トーキル・トラバース
純血のトラバース家のメンバー。
イギリス魔法省の魔法法執行部部長として働いた。厳格な性格で、ダンブルドアを嫌っている。
演:デレック・リデル
まとめ
この記事ではファンタスティックビースト3「 ダンブルドアの秘密」に登場する麒麟が「十二国記」のぱくりではないかとざわついた件について深堀しました。
多くの監督や脚本家がいろいろな作品を参照して新しい作品を作り出しています。
映画『スター・ウォーズ』って、オリジナルな物語に感じるけど、実は日本の黒澤明監督の『隠し砦の三悪人』や神話の「英雄の旅」のパターンを参照しています。
また、「デューン/砂の惑星」では風の谷のナウシカのそっくり同じシーンが描かれています。それらにはリスペクトが感じられますが、麒麟に関してはそれが感じられませんでした。と言っても完全なる主観ですが…。

