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「SHOGUN将軍」を観ました。
2024年9月の第76回エミー賞で史上最多の18冠を達成し、先日の第82回ゴールデングローブ賞で、ノミネート4部門のすべてで受賞という快挙を成し遂げたドラマ。
しかし…youtubeで流れるティザー映像がかなり魅力的だったし、賞を取っているし、どんだけ面白いんだろう!?・・・期待しすぎていたのが間違いでした。面白くない、全く面白くない。腹立たしいほど、がっかりしました。
どんな風にがっかりしたのか、あらすじと感想をまとめました。
あらすじ
戦国最強の武将・虎永(真田広之)は、覇権を狙う五大老と敵対し命をかけて戦う武将。彼に敵の包囲網が迫っていたある日、英国人航海士、ジョン・ブラックソーン(後の按針・コズモ・ジャーヴィス)が虎永の領地へ漂着する。
虎永は、語学に堪能でキリスト教を信仰する戸田鞠子(アンナ・サワイ)に按針の通訳を命じ、次第に按針と鞠子の間には固い絆が生まれ始める。
一方で按針を利用して窮地を脱する虎永だが、按針から世界を見聞きし、幾度も命を救われることで侍の地位に取り立てることに。
そんな中、五大老の脅威が次々に迫り、ついには絶体絶命に追い詰められる虎永。
しかし彼の勝利への種まきは按針の漂着からすでに始まっていた――。
キャスト
真田広之 吉井虎永役(徳川家康をモデルにした戦国武将)
コズモ・ジャーヴィス ジョン・ブラックソーン役(イギリス人航海士)
アンナ・サワイ 戸田鞠子役(通訳)
浅野忠信 柏木藪重役(虎長の側近)
倉悠貴 吉井長門(虎永の息子)
二階堂ふみ 落葉役
金井浩人 柏木央海役(漁村の若きリーダー)
平岳大 石堂和成役(虎長のライバル)
穂志もえか 宇佐見藤役(夫と子を失った未亡人)
西岡德馬 戸田広松役(虎長の親友)
阿部進之介 戸田文太郎役
ハリウッドの日本人俳優といえば真田広之、浅野忠信、平岳大、あとは渡辺謙、菊地凛子と、お馴染みの俳優さんばかりだけど今回、二階堂ふみさんが出演しているのはよかったな✨ 何なら一番迫力あったかもしれません。
評価
「SHOGUN将軍」の評価を見てみると
📍IMDb 8.7
📍rotten tomatoes(ロッテントマト)のTOMATOMETERは99%
高すぎやしませんか?どの部分がそんなに高評価だったのか?ほんと不思議。日本人の評価はそこまでじゃない・・・。
いい感想
良かった点は映像美かな。人物描写もよかった。海外で日本が題材にされたときにありがちな「変な髪型や変な服装と言ったとんでもない解釈」みたいなのはなかったので観た感じの違和感はありませんでした。
先にも述べましたが、二階堂ふみさんがよかった✨一番存在感があったような気がします。
面白くない理由
ここからは「面白くなかった理由」を、グダグダと文句交じりにまとめます。
全10話からなるドラマ「SHOGUN 将軍」。最初の2~3話くらいまでは面白かったです。
流れ着いたイギリス船の舵手・ジョン・ブラックソーン(後の按針)が、どう関わり、どんな影響を与えていくのか…そこが見どころになるのかな?と勝手に期待していました。
■第2話のあらすじ――
ポルトガルの宣教師たちは、按針の存在がイエズス会やカトリック信者にとって脅威になると危惧していた。
按針の手記を公開すれば、彼が海賊行為で死罪になる可能性もあったが、同時に自分たちの“秘密”も暴かれてしまう恐れがあった。
一方、窮地に立たされた虎永(家康)は按針と面会する。このイギリス人の存在が、会合の分裂を誘い、自身の生き残るチャンスにつながると考えた。
按針が「日本を植民地として牛耳っているのはイエズス会だ」と虎永に告げ、壊滅に協力を求める――
おお、これは面白くなるぞ!とワクワクしました。
虎永が大老・石堂和成の呼び出しで江戸から大坂に出向き、人質のように軟禁される。
そこから石堂らの目を盗んで脱出する展開も、なかなかよかった。
……ところが。
側近の柏木藪重(浅野忠信)が味方だったり裏切り者だったりと、どっちつかずのキャラでモヤモヤ。
虎永は策士だという設定だけど、肝心の“策”はほとんど描かれない。
「実は全部仕組んでました」的なスカッとする場面もなく、見ていてスッキリしませんでした。
日本人特有の「言わなくても分かり合える」みたいな美徳が、変に多用されていた気がします。
それにしても、みんな自害しすぎでは……?
あと、驚いたのは「地震」のシーン。あれ、本当に必要だったんでしょうか?
たしかに日本は大きな災害に見舞われたことがあり、そのとき日本人の冷静な行動が海外メディアで絶賛されました。
でも、あの地震の描写は「海外ウケを狙ったのでは?」と勘ぐってしまったのは私だけでしょうか?
最初に期待した「按針の活躍」は特になく、終始存在感が薄め。
通訳を務めていた鞠子は、藪重の裏切りにより命を落とし、藪重も自害。
主要メンバーが次々といなくなっていきます。
最終話では、按針が乗ってきた船が焼かれ、その犯人を探す虎永に対して、按針が「もう犯人探しはやめて。その代わりに自分が自害する」と申し出る――
……いや、どういうこと?と混乱しました。
そして、虎永は按針の自害を止めて「わしのために水軍を作れ」と命令。
ラストシーンは、沈没した船を村人たちと一緒に引き上げる按針、それを後ろから見届ける虎永の姿で終わります。
……え、これで終わり?
結論としては、「SHOGUN 将軍」は完全に“海外向けエンタメ”であって、日本人の感性にはあまり刺さらない内容だったということがよく分かりました。
ちなみに原作もここで終わっていますが、完全オリジナル脚本によるシーズン2が制作されるようです。
でも多分、私は見ないと思います。


